人が最も無防備な瞬間とは、いうまでもなく就寝時です。地震災害で5000人を超える被害者が出た阪神・淡路大震災では90%を超える人が発生直後に何も出来ずに圧死してしまっています。つまり寝室の安全さえ図れば地震災害での死傷リスクは画期的に減少出来るということなのです。寝室に家具を置かざるを得ない人にとっては家具固定具こそ最優先の正しい防災用品です。お勧めはタンスと天井の隙間を無くす家具です。これならば震度7クラスの震災でも、倒れて死傷したり、動けなくなって、その後火災に会って焼死するなどの危険から逃れられます。次に生存確率を上げる防災用品は避難グッズは非常灯とヘルメットです。夜間時の大地震発生により停電すると避難には大きな障害になり逃げ遅れや思わぬけがの原因にもなります。停電時の自動点灯ライトは各部屋の空きコンセントに挿しておきましょう。ヘルメットの用意は大げさに思う人もいるでしょう。しかし家屋の倒壊から逃げ延びた人を次に襲うのは様々な落下物です。防災ずきんが戦時中から現在に至るまで存在するのはそれなりに理由があるからです。人間は頭に衝撃を受けると致命的なケースになる可能性が高いのです。いかなる場所においても、瞬時に頭部に衝撃を受けないような動作が地震災害におけるサバイバル術の基本なのです。
